アラタナ、Sansan、レキサス…地方の元気な企業の「働き方」は、ここが違う

地方 = 不便、田舎、何もない

そう思っている方は地方の底力を知らないだけ!

と、偉そうに言うものの、私は生まれも育ちも「東京」。
地方には出張や旅行で行くくらいでした。

しかし、ここ1年あまり「旅×仕事」というテーマで、
自転車を使って日本の最北端から最南端まで走ってきた中で、
地方の魅力をこれでもかというくらい知ることに。

特に、ITを活用したビジネスモデルや、働く社員の価値観の変化などから
地方にサテライトオフィスを持って事業を展開したり(本社は都心)、
地元で雇用を積極的に行い地方を盛り上げている企業を何社か訪問する機会がありました。

今回は、その中で社員の「働き方」に特徴があり、組織としてもエネルギーを感じた企業をご紹介します。

株式会社アラタナ(宮崎県)

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「サーフィンをしてから出社する社員もいます」
温暖な地、宮崎県ならではのそんなカルチャーがあったり、多くの社員が自転車で15分程度のところに住んでいたり、全社員毎日定時で帰ることを目標にしていたり… プライベートや家族との時間を大切にしている株式会社アラタナ。

『宮崎に1000人の雇用をつくる』 を理念に掲げ、ネットショップの制作から運営までをワンストップで手がけ、ECサイトの構築システムであるEC CUBEの構築実績は国内No.1を誇っている企業です。

宮崎県内ではまだまだ雇用の受け皿は少ないようで、地元の就職先としてはもちろん、都内で働く優秀なエンジニアがUターンで戻ってくることも多く、社員のライフスタイルを大切にしながら成長を続けている企業という印象を受けました。

また、同社の特徴の1つが“外出がほぼない”こと。
それは例え営業でも同じで、一度もお客様に会わずに電話やメール、SkypeなどのITツールを活用してコミュニケーションを図り、その結果、移動時間のカットによる時間の有効活用、オフィス代が安い地方のスケールメリットを活かしてサービスの提供金額を抑えることにも成功しているそうです。

オフィスは宮崎駅からすぐ、勉強会などで東京に行く際も、飛行機で約1時間半。同社のビジネスモデルからして、ますます地方に拠点を置くメリットが増していくのではないでしょうか。

HP:株式会社アラタナ

Sansan株式会社(徳島県)

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徳島市から車で50分程度(自転車なら2時間程)の山間にある神山町。
ここは全域光ファイバー網が整備され、最近では各種メディアでも取り上げられるなど、日本のシリコンバレーとも言われています。

とはいえ実際に行ってみると山と川に囲まれた静かで自然豊かな場所。
そこにサテライトオフィスを構えるのが、クラウド名刺管理サービスの提供を事業ドメインに持つSansan株式会社です。

本社は最近、表参道のスタイリッシュなオフィスに移転したばかりの急成長しているITベンチャーながら、徳島県神山町のオフィスは古民家を利用し、何ともゆったりとした時間が流れていました。

もともとクラウドに関わる事業を行っている同社だけに、どこでも仕事のできる体制を整えていたそうです。
それでも、はじめはスマートフォン用の個人向け名刺管理アプリ「Eight」の開発者3名が2週間利用してみて実験。結果、業務に集中できるということで、今では営業もネット上で行ったり、新人研修までもここで実施されています。

少し歩けば温泉や川(すごく透明度の高い!)があり、仕事終わりや休みの日には心身ともに癒される環境も、この地で仕事をするメリットではないでしょうか。

HP:Sansan株式会社

株式会社レキサス(沖縄県)

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オフィスから歩いて数分でマングローブの森。
コバルトブルーの海までも自転車で行ける…。

そんな南国の地でクラウドサービスの提供や、アプリ・Web制作などを行っているのが株式会社レキサス。

『2030年までに2,000億円を売り上げる企業になる』ことを目標に掲げ、沖縄の経済状況を変えたいという想いのもと事業を展開しています。(参考までに2,000億円は沖縄の基地収入額と同じ)

同社がオフィスを構えるのが那覇から車で1時間(自転車なら2時間半)の場所にある「沖縄IT津梁パーク」。国内外の情報通信関連産業の一大拠点になることを目指し、将来的に8,000人の新規雇用の創出を目指して企業を誘致しており、他にもIT企業が多く拠点を構えています。

また、沖縄で忘れてはいけないのが、助け合いという意味を持つ『ゆいまーる』の精神。
同社も役職に関係なく完全にフラットに意見を言い合えるカルチャーがあり、まるで家族みたいな環境で働くことができるそうです。

事業としては世界も視野に急成長しながら、社員同士の暖かい横のつながりもある同社。沖縄の温暖な気候と大自然の中で、志を持ったアツいメンバーに囲まれながら働ける環境がとても魅力的でした。

HP:株式会社レキサス

まとめ

いかがでしたか。このようにIT企業を中心に、その組織らしさを活かして地方で事業を展開していく事例は今後も増えていくのではないでしょうか。

そして、地方の「働き方」で共通している、通勤のストレスがなかったり、食べ物が美味しかったり、暖かい人とのつながりができたりといったメリットを活かし、社員がノビノビ働いていることが人材採用などにも有利に働くのではと感じました。

今まで出張でしか地方に出なかったビジネスパーソンは、生産性を上げるためや、理想のライフスタイルを実現するために「地方で働く」という選択肢を考えてみては?

 

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