こんにちは。
もゆる（＠moyulog）です。
東京生まれ東京育ち、現在はギロッポンに住む都会っ子です。
東京は東京で良いところもありますし、刺激が多い街です。
ただ、今回の記事のテーマは、東京の魅力の紹介ではありません。
最近、足しげく通う「高知県」について語らせてください。
この地は、すごい魅力的なんですが、残念に思うところも正直あります。
なので、余計なお世話で、東京のよそ者の視点で「高知県」の良いところと、もったいないなぁと思うとろを紹介します。
なお、これから高知へ旅行する方はもちろん、高知に興味ない方でも、旅をするときに何をポイントにするか参考になると思うので読んでみてください！
高知を語る上で強力な助っ人を用意した
まず、僕一人で「高知県」を語っても信憑性がないので、高知訪問歴1回の大楠さん。そして、高知県出身東京在住の助っ人Aさんの3人でお送りしたいと思います。
まだ企画の趣旨が理解できてないのですが、よろしくお願いします。
同じく、何で呼ばれたかよくわかってません。
一言で言うと、「高知県」をdisったりageたりする会です。
disるも何も、僕1回だけしか高知県に行ったことないんですが、すごい良かったですよ。一緒に連れてった子供たちはアンパンマンミュージアムで大はしゃぎでしたし、料理が美味しいので大人も大満足でした。
実際に行けば、本当に面白いところなんですが、京都とか北海道みたいに、「やっぱり、高知行きたいなぁ……」みたいにならないじゃないですか？ 読者のみなさんが。
高知県出身の僕から言わせてもらえば、魅力はあるんです。でも、伝わりづらいというか、何というか……。
ところで、もゆるさんは高知県に何回行ったことがあるんですか？
この1年だけで、7〜8回くらいですね。あまり数えていません。
大ファンじゃないですか！？
高知出身の僕より行ってる……
いや、大ファンですよ。行く度に新たな魅力を発見できるので、すごい素敵な場所だなとは思っているんですが、だからこそ、あえて欠点もお伝えしないとな、と。
たしかに、観光の記事っていいことしか取り上げないですからね。
そうそう。では……順番に紹介しますね。
私は、二人のトークでツッコミたいポイントがあれば時々出てきますね。今、忙しいのでお任せします。
よさこい祭りが1年のピーク！？
まず、高知に来るきっかけとして一番いいタイミングは、真夏の「よさこい祭り」だと思うんですよ。
観客動員数なんと100万人超！ 踊り子だけで18000人くらいが高知市内に集結するので、本当にカオスで楽しいイベントです。
もゆるさんは昨年の夏も踊ってましたよね！
そうです、そうです。見るより踊る方がもっと楽しいと思って。よさこい祭りは地元・高知県のチームが多いんですが、県外からの参加も年々増えているみたいです。
たしかに高知のよさこいにかける気合は相当なものです。今は全国いろいろなところで開催していますが、本場高知でやるよさこいは相当楽しいはずです。
高知の人は土佐のカーニバルの血が流れてますよね。8月の祭り本番に向けて、強豪チームは5月や6月頃から練習をはじめ、祭りが近づくと毎日ハードトレーニングみたいです。
すごい気合の入れようですね！
そういえば、大楠さんもやります？ よさこい。
えっ、いいんですか？？？ って簡単にできるもんなんですか？？
・・・・・・ということで。
よさこい、最高！ 高知、最高！！
よさこいは簡単にできるものではありませんが、祭りレポートは大楠さんに書いてもらったので、ここではあまり触れません。
日本一楽しい有酸素運動！？ 高知県「よさこい祭り」に参加して、健康になろうとした話 (前編)
身体と心に染み渡る特効薬！？ 高知「よさこい祭り」に参加して健康になろうとした話（後編）
ただ、恐ろしい事実が1つあるで紹介します。
な、何ですか！？こんな最高の気分に浸ってるのに。
高知のエネルギーはこの祭りがピークです（自分調べ）。思う存分祭りを楽しんだ観客や踊り子たちは、ここから1年「よさこいロス」という病におかされます。
！！！！よさこいロス！！！！
よさこいが終わって、心にポッカリと穴が開くような感覚……それに、あれだけ賑やかだった商店街も、あれだけ人が溢れていた高知の観光地も、夏以外で来ると、人がいない！！ みたいなことも多いのです（ただしGWや大型連休をのぞく）。
すみません、僕もすでによさこいロスになりかけてます。僕はこれから、いつ、何を目的に高知県を訪れればいいんですか！！？？
まーまー落ち着いて。高知は祭りで盛り上がる土地柄ですが、それ以外にも魅力はいっぱいあります。むしろ、この記事はここからが本番です。
大自然がすごい。あなたは、山や森と友達になれるか？
高知の魅力は、自然。これは疑いようのない事実です。
やばいですよね！
全体の84％が森林で、その割合は日本一（林野庁：都道府県別森林率・人工林率）
やばいですね！森ばっかり。
だからこその、この絶景！
空港や高知市内からちょっと車を走らせれば、大自然。って、大楠さん、山好き？
好きですね。こんな自然があるところで子供を育てたいです。
自然の中で遊べる人にとっては天国なんですが、都会のエンターテイメントに浸っている人からするとどうなのかな？
むしろ、非日常感が楽しめていいと思いますよ。あと、僕は山も好きですが海も好きです！
高知は海で遊ばない。でも、川がある
海ね……景色が素敵すぎて「やばい」としか言えなくなりますよ。
ヒャッホッーイ！泳いだら最高に気持ち良さそうですね。
……
どうしたんですか？黙っちゃって。
泳ぎたいじゃないですか！？はしゃぎたいじゃないですか！？ でも、高知の人はあまりビーチで海水浴とかしないみたいなんです。こんな綺麗な海なのに。
そうですね、あまりしないですね。
そうなんですか！？（てか、A氏ちゃんと聞いてたんだ……）
でも、安心してください。高知で水遊びするなら川があります。
高知は、海より川で遊べ！
海でもサーフィンやホエールウォッチングなどが楽しめますよ。
あと、海なら海岸線をサイクリングもおすすめ。高知は東西に広く海岸線だけで700km近くあります（東京〜岡山・広島間くらい！？）。ちなみに自分は自転車で1往復しています。
（どんだけ高知を堪能してるんすか、この人は……）
龍馬だけ目立ちすぎ
高知は自然がすごいというのはわかりました。でも、やっぱり高知といえば坂本龍馬ですよね！？
そうなっちゃいますよね……
どうしたんですか？ また、ちょっと元気ない。
いや、高知といえば龍馬というのは、そうだと思いますよ。僕も「お〜い龍馬」全巻読んでハマりましたからね。
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それに、高知には龍馬ゆかりの地がたくさんあり、観光にもオススメです。例えば……
りょうま♩りょうま♩
でも、少しベタすぎですよね。いや、初めて高知行くなら龍馬は外せないと思いますが、高知には他にも偉人がめっちゃいるんですよ。そういった人たちも知れば知るほど面白いんですが、県外の人にはその魅力が伝わってないと思うんです。
例えば誰がいるんですか？
少なくとも、こういった人たちは覚えて帰ってほしいですね。いや、まだいっぱいいますが。
| ■岩崎弥太郎 1834～1885(安芸市) 土佐藩大阪土佐商会の経営を委託される。のち、発展して財閥三菱の基礎となる。青年時代、坂本龍馬、後藤象二郎らの影響を受ける。■中浜万次郎 1827～1898(土佐清水市) ジョン万次郎。15歳の時漂流。アメリカに渡る。帰国後、翻訳、英語教授、捕鯨など各方面に新知識を活かす。■中岡慎太郎 1838～1867(北川村) 土佐勤王党に加盟。京、江戸で活躍ののち脱藩。長州へ赴く。陸援隊長。坂本龍馬とともに京都で暗殺される。 ■板垣退助 |
なんか、渋い。けど、歴史って知れば知るほど面白いですよね。
ちょうど2017年は大政奉還から150年なので、2年間かけて幕末維新博というイベントが開催されています。
高知全土に20箇所以上の会場が用意されていて、ここを回ると高知の偉人や、文化について学べるのでオススメです。
幕末維新博公式サイトはこちら
http://bakumatsu-ishinhaku.com/
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えっ、それ面白そう。スタンプラリーみたいのもあるんですか？
ありますね。さらに、会場によっては高知名産の「ミレー」を先着順でもらえたりします。
子供が喜ぶ！ いや〜〜〜歴史好きのパパは多いと思いますが、僕は子供がいるんで、家族を置いて高知に行くわけにはいかないじゃないですか？ みんなで楽しめるって、めっちゃいいですね。
よさこい祭りは、家族を置いて、パパ一人で踊ってましたけど（笑）
今度は家族で行きます！というか、子供にも高知でよさこい踊ってほしいです！ やっぱり移住かな（笑）
とにかく、いつも飲んでる
というか、もゆるさん！！高知は食がやばいですよね！これは避けて通るわけにはいきませんよ。
うん、これは避けられない。ただ、魅力ありすぎてこんな記事1つじゃ語れないんすよ。
ご飯、酒、肉、魚、野菜……全部、美味いですからね。
そうそう、って常に食べてるw。いや、本当にどの店入ってもハズレが少ないし、深すぎるんだよね。
ん、深い？
高知に行くなら、料理を食べるだけで終わらず、食文化を体感するくらいの気持ちが必要かなぁ。
食…文化……！ なんか偉大ですね。
そりゃあもう！
……etc
ほとんどお酒っすね。でも、飲むのが好きな人からしたら天国じゃないですか！？
もうね、いつも飲んでる。全国のお酒好きだけ集めて、飲酒特区とか作っちゃえばいいと思うんですよ。
飲んべえの県みたいじゃないですか。あながち間違いではないけど。
もう振り切っちゃってもいいんじゃないですか？
フォトジェニックな自然の景色、美味い食材、心がオープンな面白い人たち、ここは日本のイビサだ！ みたいな
※イビサ
情熱の国、スペイン・イビサ島。世界一のパーティー島とも呼ばれ、一年中盛り上がっている島。
でも、高知の盛り上がりは、よさこいの夏がピークなんですよね？
そうですね。
ということで、今回の記事はここで終わりです。また来年のよさこいで！
いやいやいや、ここで終わったら夏しか人が来ないじゃないですか？ 食に関していうと、秋は戻りカツオ、冬はゆずやさば、春は初ガツオとかいろいろありますよ。
解説ありがとうございます。もぅ高知は1年中美味しい！！ あと、個人的に思うのは、高知は1回行けば魅力がわかる県ではないですからね。西から東までめっちゃ広いし、季節によって楽しみ方が違うし。
高知は……通う or 移住ですね。
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