年のはじめに目標を作る方は多いと思います。
そして、半月もすればその目標を忘れ、いつもと同じような生活に戻る方もまた多いと思います。
目標に正解はありません。
しかし、自分にあった目標を掲げることと、それを続けることができれば
人それぞれの正解に近づけることも確かです。
そこで、今回は私が10年以上かけて改良してきた目標作りと、それを続ける方法を記載します。
ただ、世の中に出回っている本やブログでも目標に関する情報はいくらでも出ているので、自分に合ったやり方を見つける上での、あくまで、あくまで参考まで!
その前に…私の2015年(昨年)の目標とは?
大目標:時間や場所に捕われず働く力をつける
結果:
・47都道府県を自転車で全て走り終える(その間も仕事をしていました)
・3ヶ月に1回海外へ旅する(バカンスではなく、心地よく働ける場所探し)
・大自然の中でアウトドアを仕事にする(毎月、海か山で仕事)
※バンジージャンプを全国4カ所で体験したり、毎月日本百名山に登ったり……
その他:
・グアムで挙式
・私が代表を勤める会社(合同会社スゴモン)過去最高益
・トライアスロンのチームに入る(2016年のホノルルトライアスロン挑戦)
2015年は自分らしい「旅」と「ワークスタイル」をキーワードに活動していました。
さて、こういった目標を作った経緯とは?
STEP 1 ありたい自分の感情を考える
最初から数値目標を作る方も多くいます。例えば、年収1000万円、体重10kg減、4月までに彼女を作る!など
この方が成功したか失敗したかの判別が付けやすいので、これで突っ走れる人はそれでもいいでしょう。
ただ、数値を掲げ、“なりたい自分”を追いかけても、外的要因(経済状況や健康状態、自然災害など)によって思うように行かない場合もありますし、その数値を追うあまり心の豊かさから遠ざかる可能性もあります。(年収1000万円稼ぐために仕事ばかりしていたら、健康や人間関係がボロボロになって、目標を達成しても幸せ感がない……など)
そのため、私は“なりたい自分”より先に、“ありたい自分(の感情)”にフォーカスするようにしています。
・いつもイキイキしている自分でありたい
・いつも心穏やかな自分でありたい
・いつもワクワクを忘れない自分でありたい
抽象的ですよねw でも、どんなに悪い状況でも自分の心のあり方は自分で作ることができます。
STEP 2 やりたいかやりたくないかでキーワードリストを作成
次もマインド面のアプローチです。
STEP 1で挙げたありたい自分。例えば、いつもイキイキしている自分でありたいなら、何を実現できるとそうなれるのかを自由な発想で考えてみます。その時にできるかできないかは一旦置いて、好きなことでやりたいかやりたくないかを柔軟に挙げてみましょう。
例えば、私の場合、自然、自転車、健康、旅、ライティングなどの活動をしている時にイキイキしている自分を感じる時が多いので、そのキーワードを念頭に置いてリストを作成します。
マインドマップなどを作れる人は、やってみると頭がクリアになりますし、コーチングなど他人の力を借りて、自分の思考の枠を取り外すのもオススメです。
STEP 3 7つのジャンルで目標を考える
ありたい自分に近づけるキーワードをより具体的にした目標を、以下の7つのジャンルに記載していきます。
目標は1つのジャンルに特化する方が行動力が高まりますが、優先順位は後ほどつけるので、まずはバランスを意識してみましょう。
例:
■仕事
・旅をテーマにした書籍を出版する
■健康
・トライアスロンの大会に出場する
■お金
・ブログでストック収入を得る
■家庭
・夫婦で旅をする
■精神
・座禅をしてマインドフルネスを習得する
■趣味
・海外自転車旅
■教養
・写真の撮影を勉強する
などなど、各ジャンル1つではなくてもいいのですが、多過ぎると目標を作ることで満足してしまう傾向にあります。
STEP 4 目標をより具体化する
STEP 3で掲げた目標を実現するための行動計画や頻度、期限などを記載していきます。
例えば……
・旅をテーマにした書籍を執筆する
→
・2016年8月に旅をテーマにした書籍を出版するために、1ヶ月に1人ネタ集めのための取材をする。
ただ、この具体化する作業はかなり骨が折れる作業なので、まずはSTEP 3まで作成し、徐々にアップデートしていってもいいと思います。
STEP 5 シンプルにし、フォーカスする
具体的にバランスよく目標を作ったら(広げる作業をしたら)
今度は、整理していく作業です。
自分が掲げた目標を実現できないのは、実は自分の理想を一言で語れないからかもしれません。
シンプルにすることは、複雑にすることよりも難しい。
私の場合は、ありたい自分の感情から逆算して、一番フォーカスしたい分野を一言のキャッチフレーズにします。
2015年:時間や場所に捕われず働く力をつける
2016年:時間や場所に捕われず働くライフスタイルを発信する
STEP 6 習慣化
おつかれさまでした!だいたいの人が目標を作って、お腹いっぱいになります。
私も、今年こそは3日坊主を辞めるという目標を3日で忘れる程、自分に甘いんですがw 習慣化する取り組みもしています。
■STEP 5までの作業をテキストに残す
・ありたい自分の感情
・自分の好きなキーワード
・7つのジャンルの目標と、その行動計画や頻度、期限など
・シンプルに一言でまとめた目標
■毎日、仕事をはじめる前に確認する
日々のtodoの中に目標確認の時間を入れる。正直、毎日は面倒くさくなるので、自然と見れる場所に貼っておくといいですよ。
私は昔は手帳に書いていましたが、Webのデータの方が目標をアップデートする際に便利です。
現在は、仕事で使っているチャットサービスChatworkに「日課」というグループを作り、そこに目標を記載し毎日確認しています。
■習慣化サービスを使う
7つのジャンルの目標と、その行動計画や頻度、期限などを決めた数値化できる目標は習慣化もできるはずなので便利なWebサービスを使ってみましょう。
個人的にはスマホアプリとWeb両方で使えるCoach.meを使用していますが、オススメがあれば教えてください。
■定期的に目標をアップデートする
目標は作って確認して終わりではありません。
行動に移してみると、レベル感がわかります。
定期的に見直し、レベル感をチューニングしてみましょう。
仕事でもそうですが、PDCAを早く回すことで成功確率が上がります。
まとめ
自分らしい生き方をしたい方は多いと思います。
ただ、自分にあったライフスタイルのための目標の作り方がわからない人も多いと思います。
上記で記載した目標の作り方は私が10年以上前から行っている自己流なので、人によっては向いていない点やロジック的におかしいところもあるかもしれません。
しかし、数字にとらわれず、自分の心が喜ぶあり方を見つけると、結果(数値)も付いてくると感じています。
……私も皆さんがどうしているか知りたいので、コメントいただけると嬉しいです。
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