日曜日。
行きたかったお誘いを何個か断り、自宅で遠隔取材・打ち合わせデー。
SkypeやChatworkLiveで繋いだ先は、長野や福岡やカナダだったり…
旅好きな私にとって、実際にその地を訪れると熱も入るし、現地の人との信頼も構築できて好きなんです。
ただ、テクノロジーの力を借りた方が効率は上がるし、経費もかからない。
つまるところバランスであり、その選択肢を状況に応じて選べる、ライフスタイルが私にとってちょうどいい。
明日から月曜日でも、そんな働き方の選択肢があれば「サザエさん症候群」になることもありません。
サザエさん症候群とは
日曜日の夕方から深夜、「翌日からまた通学・仕事をしなければならない」という現実に直面して憂鬱になり、体調不良や倦怠感を訴える症状の俗称である。
ー wikipediaより
それって個人事業主や経営者だけができる?いや…
会社員時代、私は月曜日に憂鬱な気分(ブルーマンデー)になるのが嫌だったので
日曜日の夕方頃から仕事モードになってスケジュール管理やメールの返信などを行っていました。
ただ、月曜日からスタートダッシュを切るための方法の1つではありましたが、本質的な働き方ではないかもしれません。
心理的には緩和できても日曜日に働きたくない人もいるだろうし、休むときは休んだ方がいい。
※反面、個人事業主は土日もない人も多いし、私も全く仕事をしない日はない
では、今後、どうなるのか…?
過去二〇年間の働き方や生き方の常識が多くの面で崩れようとしている 。朝九時から夕方五時まで勤務し 、月曜から金曜まで働いて週末に休み 、学校を卒業してから引退するまで一つの会社で勤め上げ 、親やきょうだいと同じ国で暮らし 、いつも同じ顔ぶれの同僚と一緒に仕事をする ─ ─そんな日々が終わりを告げ 、得体の知れない未来が訪れようとしている 。
『ワーク・シフト─孤独と貧困から自由になる働き方の未来図』より
詳しくはワーク・シフトを読んでほしいのですが、インターネット技術の進化や価値観の変化から、働き方の選択肢を主体的に選ぶ人にとっては、より自分らしい生き方ができる未来が来る……のではと個人的にも思っています。
ポイントは、その選択肢を勇気を持って選ぶか否か。
月曜から会社に嫌々出勤するのではなく、仕事の成果を残すために、いつ・どこで働くかを一人ひとりが選択できる未来が来るのが先か、サザエさんが最終回になるのが先か…。
私にはわからないけど、今日は海に行きたかった。
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