「今までで一番熱中した活動は何ですか? 」その時に得られたプラスの感情が、好きを仕事にするヒントになる

先日、自転車で湘南に行ったので以下のようなブログを書きました。

20年以上自転車で旅していたら、趣味は仕事になった。飽きない商いをはじめよう

中身はタイトルそのまんまで、好きなことを仕事にできるいい時代だよねと言っています。

もゆる
よくある自己啓発的なメッセージで暑苦しいですよね(笑)夏ですね。

好きなことがわからなかったり、そういう生き方に挑戦するのは怖いという人が大半で、一部の行動力ある人が時代の流れに乗って「ウェーイ!」と威勢良くやりたいことやれと煽っているのがいまの時代”らしさ”でもあると思っています。

では、私にはそんなチャレンジはできないと思って何もしなかったり、仕事は苦痛に耐える代わりに報酬をもらう行為としてあって、家と会社の往復をする毎日は刺激はないけど、それも人生だと達観していればいいのかと言えば、それもなんか違う気がする。

どうすればいいの!?と思った時の答えを探してSNSをぼーっと眺めていても、問題は解決しません。

そこでオススメなアクションは、1回仕事を忘れて、まずは「自分の好きってそもそも何だっけ? 」をとことん深掘りする時間を作ること。

 

そこで3つの問い。

■今までで一番熱中した活動は何ですか?(ヒントは主体的に時間やお金を注いだ活動)

■その時に得られたプラスの感情はどんなものですか?

■その感情は今、味わえていますか? もし味わえていないとすれば、どうすればまた味わえますか?

探すのではなく、思い出す。感情を。

僕はよく、好きな仕事を探すのではなく、好きなことをやっている時の感情を思い出すようにしています。

それは、好きな仕事や職種は時代によって変化したり、もしかしたら将来無くなっているかもしれないけど、感情は無くならないからです。

例えば、今から10年前の2008年、スマホアプリ開発のエンジニアはほとんどいませんでした。2008年といえば、iPhoneが日本で発売になった時で、その頃にはITシステムのプログラマーやゲーム系のエンジニア、Webエンジニアはいましたが、スマホ自体がなかったのでこの職種も目指しようがなかったはず。

しかし、ゲームが好き、人と繋がるのが好き、買い物が好きという人はたくさんいて、それとエンジニアのスキルを掛け合わせるとアプリ開発ができたり、最新技術をとことん勉強することが自体が好きな人も今ではこの分野で活躍しています。

テクノロジーがさらに進化した10年後には、どんな職種があるか想像するのはその道のプロでも難しいし、もしかしたらほとんどの仕事はAIなどのテクノロジーに置き換えられているかもしれません。

もゆる
だからこそ、職種軸ではなく、自分はどんな時に嬉しいのか、熱中できるのかを思い出してみることが大事なのです。

自転車に乗りながら内省するススメ(体を動かす活動なら何でもいい)

自転車のペダルを漕いでいると、今に集中して黙々と前に進みながらも、だんだんと頭が冴えて行きます(大きい筋肉を使うと、脳が活性化するのは科学的根拠あり)。

そんな時、僕は内省しながら自問自答することが多く、今回のサイクリングでは、以下の3つの問いを自身に課してみました。

■今までで一番熱中した活動は何ですか?(ヒントは主体的に時間やお金を注いだ活動)

■その時に得られたプラスの感情はどんなものですか?

■その感情は今、味わえていますか? もし味わえていないとすれば、どうすればまた味わえますか?

僕が、今まで一番熱心に取り組んだ仕事は、思い入れのあるクライアントに何回も何回も提案してやっと通った企画の時。時間も忘れていいものを作ろうと思って仕事をした高揚感。結果が出て、クライアントに喜んでもらい、社内でも表彰された時の達成感などはこれからも得たい感情です。

仕事を切り離すと、自転車で47都道府県を回る中で、面白い人に会いに行ったり、心を喜ぶ絶景を見たとき、心を無にして黙々と自転車を漕いでるとき……

と、いろいろなシーンで、好きな感情がありました。共通しているのは、どれも大変な中で見つけた楽しい瞬間だったりやりがいだったりを大事にしていたこと。

大人になれば守るものも増え、いかに効率的に無駄なく何事もしようと思いがちですが、たとえ回り道しても得たい結果を得る過程でいろいろ工夫したり、仲間を見つけたり、熱中して取り組んだりすることが好きな仕事に繋がっていくと思っています。僕の場合は(不器用なだけかもですが)。

あなたはどうですか?

ぜひ、自分に問いかけてみてください。

 

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