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今年は、ブログを続けたい。
今年は、FacebookやTwitterで情報を発信する側になりたい。
2013年、そんな目標を立てた方もいるのではないでしょうか?
でも、文章書くのって難しいですよね。
毎日のように情報をアップしている友人を見ると
頭の回転が速いのか
何か強い意志が働いているのか
かまってチャンなのか…
いずれにせよ、文章で人を動かす影響力を誰でも持てる時代、
受け身でいてはもったいない。
書くことを楽しもう!
ということで…
私が最近読んだ本の中から、
参考になったライティングのエッセンスを少しだけ紹介します。
文章は書く前に8割決まる(著者:上坂徹)
【どう書くかをいくら学んだとしても、文章を書くことはできません。
文章でもっと大事なことは、「何を書くか」だからです。】
私自身、普段はお金をいただいてライティングのお仕事もしているので
プロのライターの1人です。
その中で特に意識しているのは、
どうやったらターゲットとなるユーザー(のココロ)を動かせるかであり、
ライティングのテクニックではありません。
著者の上坂さんは、求人広告のコピーライターを経験後
フリーランスのライターをされています。
私自身もそのキャリアの過程が同じだからこそ
共感することも多いのですが、
例えば、求人広告は世の中に出れば
すぐに求職者の応募数というカタチで効果がわかります。
Facebookだと誰からコメントをもらったのか、
どれだけ「いいね」を集めたか、などに当たるのかもしれません。
そこで大事なのは「文章は、目的ではなくツール」であるという意識を持つこと。
まずは、ターゲット(読み手)をどのくらいイメージできるか。
そして、伝えたいことを「整理」し、「構成」し、
目的であるアクションを得ること。
ぜひ、文章を書く前に意識してみてください。
【いきなり書き始めることは、プロでもやらない】
twitterなどの短文は、
そんな真面目にやるもんでもないという意見もあるかもしれません。
ただ、ライティングが少しでもうまくなりたかったら、
伝えたいことがあるなら…
どういった人にどういったテーマを投げかけるかを
事前に意識するだけでも得られる反応は違ってきます。
Webライティング実践講座(著者:林千晶/中野克平/中田一会/井上果林/小川治人/君塚美香/吉澤瑠美)
・文章のあらすじの書き方(起承転結の構成方法)
・面白いと感じる文章の書き方のコツ
・ツールを使ったライティング(SEOの観点からなど)
例えば、サマリーはこのような内容。
いろいろ文章を書いてみたけど、
いまいち上達していない…
そんな悩みを持つ方に読んでほしいのがこの本です。
私自身、企業のFacebookページやtwitterの
投稿を代行していることも多いので(通称:中の人)、
Webライティングで意識するべきポイントがまとまっていて参考になります。
前述の「文章は書く前に8割決まる」では
テクニックより大事なことを学べますが、
こちらはその上で、実際に上達するための
基礎・実践講座といったところでしょうか。
【起承転結の「転」のあるストーリーを考え、
ユーザーの関心を引き付ける見出しを作っても、
読み始めたら普通だった、では最後まで読んでもらえません。(略)
「誰でも1ヶ月で5キロ痩せる方法」という見出しで煽っておいて、
本文が「そんな方法はありません。騙されないように注意しましょう」
だったらガッカリです。
一方で、「京都旅行で立ち寄ったお寺で出された精進料理からヒントを得た、
美味しいけど低カロリーな献立」だったらどうでしょうか。
「5キロ痩せる」から「京都のお寺」を想像できる人はいませんので、
意外性があります。しかもユーザーを裏切りません。】
このように、面白い文章にするためのヒントを参考に、
自分の文章を見直すキッカケにしてみてはいかがでしょうか。
アスキー・メディアワークス
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20歳の自分に受けさせたい文章講義(著者:古賀 史健)
【本書が第一の目標とするのは、「話せるのに書けない!」を解消することだ。】
冒頭、こんな書き出しから始まる本書。
文章を書こうとすると、固まってしまう
自分の気持ちをうまく文章にすることができない
こんな方はぜひ参考にしてください。
【もしも目の前に20歳の自分がいたら、
ぼくはもっと根本的なアドバイスをおくるだろう。
つまり「考えるために書きなさい」と。】
【〝書く技術〟を身につけることは、
そのまま〝考える技術〟を身につけることにつながるからである。
仕事や人生で困難にぶつかったとき、
どんなに頭を抱えて考え込んでも、
どうどうめぐりをするばかりでまともな答えは出てこない。
ところが、悩みを文章に書き起こしていくと、意外な答えが見つかる。】
【書くこととは考えることであり、
「書く力」を身につけることは「考える力」を身につけることなのだ。
〝書く〟というアウトプットの作業は、思考のメソッドなのである。】
一緒にいて影響を受ける方は、あなたの周りにはいないでしょうか?
人それぞれかもしれませんが、私の周りにいる方はみんな共通して
考える力があります。
だからこそ、情報発信の内容にも共感できるのかもしれません。
【文章を書くことは、他者を動かさんとする”力の行使”なのである。】
こんな言葉にもあるように、文章力をつけることに本気になれば
やりたいことに、一歩も二歩も近づけるかもしれませんね。
講談社
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まとめ
5年前はFacebookもTwitterもありませんでした。
2013年、そしてさらに先、
どんな情報発信ツールが生まれるかは、わかりません。
しかし、自分が書いた文章で誰に何を伝えたいのか。
それを考えるといった根本的なところは、きっと変わりません。
本日ご紹介した本なども参考にしながら、
今一度「ライティング」に向き合ってみてはいかがでしょうか。
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