「遊んでいるんだか、仕事してんだかわからないな、お前」
ここ数年、そう言われることが多くなりました。
毎月1週間以上は旅や出張にでて
バンジージャンプ、乗馬、スキューバダイビング、パラグライダー、サーフィン、登山……
自転車では47都道府県全てを走破するなど
毎月、何かしらのアウトドアレジャーを体験したり自然の中で活動をしています。
時間や場所にかかわらず、仕事をして、やりたいことをするライフスタイルを
Facebookなどのソーシャルメディアで3年以上発信しているので
友人にはそう思われているかもしれません。
働き過ぎから、遊び過ぎへ? 自分らしい“あり方”とは
……昔は仕事を休むことがすごく苦手でした。
ワーカホリックと言っても過言ではないくらい働いていたと思います。
月曜日から金曜日まで会社に泊まるなどは当たり前でした。
1日の睡眠時間1時間程度で働いていたこともよくあります。
※だいたい朝の5時まで働いて7時から仕事開始していました。
覚えている範囲で、今までの人生で有給休暇は1日しかとったことがありません。
(それも会社から強制的だったので、1人で湘南の海に行きながらも、
仕事のことが気になっていました。休むのが完全に下手な人です)
そんな、自分が今のようなライフスタイルになったきっかけはいくつかありますが
劇的な出会いや変化があったわけではありません。
インパクトのあるエピソードを書いてご紹介したいのですが
実際は、日々の積み重ねや、色々な方から聞いた言葉で
自分らしい“あり方”がわかってきたことが一番の要因です。
10年近くライターという仕事をしているため
正確には数えていなくても、仕事柄、今まで3000人を超える方を取材してきました。
そして、自分の人生を楽しんでいる方にも多く出会ってきました。
共通していたのは、自分自身のことをわかっていること。
もしくは、必死に自分と向き合った経験があること。
例えば、皆さんも「今、イキイキしているなぁ」と感じる瞬間があると思います。
そんな“自分らしい今のあり方”に正直に生きていることが
こちらにも伝わってくる方との出会いが多くありました。
そして、そういう方って、いい意味で子どもっぽいんですよね。
「大人とは、委縮した子供である」 – キース・ジョンストン
という言葉があります。
子どもの頃は無邪気にやりたいことやっていたのに
年齢を追うごとに、社会の常識や他人の目を気にして
萎縮した子どものように自分らしさと離れていく……。
※この言葉については、このブログ記事にわかりやすく解説されています。
「もし、あなたらしいことを思いっきりできるとすれば何をやりたい?」
そう考えたとき、私は旅でした。それも自転車を使った旅。
大学時代は東京から鹿児島まで走り、大学卒業後もカナダで自転車旅をした経験があったからです。
そのため、まだ自転車で訪れたことのない日本の都道府県全て回ってみたいと思いました。
(2015年5月に47都道府県完走)
そして、もう1つ。思いっきりやりたいのは、仕事。
今回の記事は仕事、仕事、うるさいですが、仕事は嫌いではありません。
むしろ大好きです。
社会人になってからは、会社を辞めたり、
転職前の有休消化で旅をしている方は多くいます。
それもいいと思いますが、
キャリアを途中で寸断したりせず
仕事をしながら旅をするスタイルができないか実験してみたくなったのです。
幸い、ITがどんどん進化し、マインドさえセットできれば
時間や場所に関わらず仕事ができやすい時代になってきました。
※こういう記事を書くと、職種や雇用形態によってできないと考える人がいますが
そのマインドこそセットできるのと、1人ひとりパフォーマンスが上がる働き方は違います。
結果、最初に述べた通り、私にとっては(人からみて)遊ぶように仕事をするスタイルが
“自分らしさ”を表現できる1つになりました。
(結果論ですが、仕事の生産性もあがり、売上もずっと上がっています)
まとめ
私は休むことが苦手でした。
今も、ほとんど毎日仕事をしているので、
欧米のように長期休暇をしっかりとるようなことはできていません。
ただ、仕事をしながら旅をしたり、自然に触れたり、好きなことはめいっぱいしています。
そんなスタイルが自分らしさでもあり、自分らしい働き方と休み方でもあるのかなと最近思ってきました。
同様に、日本人には休むのが下手(そう)な方は多くいると感じます。
会社のため、お金のため、という本音と建前で自分らしい活動ができていない方も、その1人です。
そんな方に、自分らしいあり方とは何か?
を気づいてもらうために、久しぶりにブログを書きました。
そして今後も、働き方と休み方をテーマに
情報や意見をマイペースに発信していこうと思います。
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