social media © by Sean MacEntee
Facebook、Twitter、mixi、google+、Linkedin …
少なからず、このブログを読んでいる方は、
何かしらの「ソーシャルメディア」を日常的に使っている方だと思います。
「スゴブログ」や「人生に役立つ ブログ」などと検索して、
ここに辿りついた方がいれば嬉しいのですが、
僕らのブログに、そんな力はまだありません。
まだ。
そのため、Facebookの「いいね!」ボタンや
Twitterの「RT」などでの情報拡散が無ければ、
きっと、この回りくどい冒頭文も読まれることもないまま、
世の中に細々と僕らの想いを発信していることでしょう。
だからこそ、あえてお聞きします。
あなたは「ソーシャル × ◯◯ 」とうまく付き合えていますか。
疲れたり、面倒くさいと思いはじめていませんか?
本屋さんに行けば
Twitter ◯ ◯ 活用法
Facebookを仕事で活かす ◯ ◯
などの書籍が並び
これからは、Linkedinなどの活用本も数多く出てくるので
ソーシャルメディアを上手く使う“テクニック”は
簡単に見つかると思います。
また、ソーシャルリクルーティングやソーシャルマーケティングなど、
ソーシャルと名がつく便利なサービスは
流行ではなく、これからは“当たり前”に使うサービスになっていくでしょう。
ただ、Web企業の提供する
これらのサービスの使い方を覚える前に
考えないといけないことがあると思います。
そうしないと、今後、時代と共に次々と現れるであろう
“便利”で“はまる”「 ソーシャル × ◯◯ 」に翻弄されてしまうかもしれません。
大変だ!
※以下は代表的なソーシャルメディア(2010年):参照
こんばんは。もゆる(@moyulog)です。
そのため、私が今回のブログでお伝えしたいことは、1つ。
なぜ、ソーシャルサービスを使うのかを考え
それから、自分に合ったツールを選択し、使い方を覚えていこう!ってこと。
※意識の高い「スゴブログ」読者の方には、「何、当たり前のこと言ってるの?」と
温かくも厳しいツッコミをいただける内容のテーマにあえてチャレンジしますが、
少しの間、お付き合い頂けると幸いです。
■ゴールデン・サークルの理論を応用する
みなさんは「TED」をご存知ですか?
学術・エンターテインメント・デザインなど、
世界中から選りすぐられた、
その道の一線級の方々のプレゼンが聴けるカンファレンスです。
また、「TED Talks」という動画アーカイブでインターネットを通じて
その内容は全世界に無料で公開されています。
※わかりやすい説明は、以下がまとまっています。
最近、私は英語のヒアリングの勉強も兼ねて、
就寝前の定例「TED」を習慣化しています。
※英語が苦手でも、日本語の字幕があるので安心!
そして、今回は「TED」の中でも話題になったプレゼンの1つ
サイモン シネックの「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」にある、
「Why」「How」「What」からなる
ゴールデンサークルの話を取り上げたいと思います。
ここで、提起している主なテーマは
■世の中に同じようなコンセプトの製品やサービスがあって、
機能も価格もそんなに違わないのに、
なぜ売れるものと売れないものの差が出来るのか。
■なぜアップルの製品は大ヒットしみんなから愛されるのか。
同じような機能を持つ他社の競合品はなぜ売れないのか?
など。
それを「ゴールデン・サークル」という理論を持って説明しています。
本来なら動画を見た方が伝わるのですが、
最後までブログを読んでいただきたいので(笑)
簡単にサマリーを記載します。
ゴールデン・サークルは三層からなり、
内から、「Why」「How」「What」になります。
普通の人たちは、外側の「What」から説明したがりますが、
人々の行動を起こすには、「Why」の部分から説明する必要があります。
「なぜ行うのか」、「何を信じているのか」
その目的に人々は魅せられ、行動に至る。
例えば、アップル社が他のコンピュータ会社と同じだったら、
おそらく次のようなCMを作るでしょう
「我々のコンピュータは素晴らしく、
美しいデザインで簡単に使え、ユーザフレンドリーです。
ひとつ、いかがですか?」
何をして、どう違い、どう優れているかを述べ、相手に何か行動を期待する方法です。
いかがですか? よくある方法ですが、これではあまり心は動かされません。
この「ゴールデン・サークル」のパターンでは、
アップル社ならこんな風に伝えます。
「我々のすることは、すべて世界を変えるという信念のもとで行っています。
違う考え方に価値があると信じています。
私たちが世界を変える手段は、美しくデザインされ、
誰でもが、簡単に使え親しみやすい製品なのです。
その結果、こうして素晴らしいコンピュータができあがりました」
一つ欲しくなりませんか?
いかがですか。
「Why」「How」「What」の順番を変えて伝えただけなのに、
購買意欲が上りませんか?
このサイモン シネックのプレゼンでは、
人を動かす際のリーダーシップについて触れていますが、
私たちが「ソーシャル × ◯◯ 」と付き合っていく上でも
本質的には同じ点が多くあると、私は感じています。
■「 ソーシャル × ◯◯ 」と上手に付き合う?
■ 何を使う(what)? : TwitterとFacebook
■ どう使う(how)? : 就活、営業、婚活、パーソナルブランディング
■ なぜ使う(Why)? : なぜ、TwitterとFacebookじゃないといけないのだろう…?
多少強引な例かもしれませんが、多くの方が、ゴールデンサークルとは逆の、
上記のような順番でソーシャルメディアと付き合っていると思います。
そこで、今回のブログのテーマをもう一度お伝えします。
「なんで、ソーシャル × ◯◯ を使うのですか?」
暇を潰したい。
友達と繋がっていたい!
そこから一番最適なサービスを選んでいる。
これらも、ソーシャルなサービスを使う“Why”に対する答えの1つだと思います。
ライティングのスキルを上げたい!(Why)
1年間、1日1回はつぶやき、短い文章で想いを伝える練習をする。(How)
140文字以内で書く必要があるTwitterで!(What)
これは私が前職の会社を辞めてから自らに課した小さな目標ですが、
「Why」「How」「What」が整理されていたからこそ、
1年間に4日くらいしかサボらず何かしらつぶやき、
文章を書く練習にもなりました。
(今はほとんどサボっています…)
また現在も、新たなWebサービスを創りたいという想いから、
その分野の方と積極的に繋がることや、
TwitterでWeb業界の有益な情報を発信している方をフォローしたり、
Facebookのフィードを購読して情報を収集することなどは、
私の中で、ソーシャルサービスを使う「Why」に答える、
1つの理由になっています。
また、上記で挙げた例は、
個人的な目的(ベクトルが自分に向かっている目的)に使うパターンですが
せっかくソーシャルメディアという個人的に発信できる
“メディア”の特性を有効活用して
誰かに向けて情報を伝えることを意識すると
より、ソーシャルの影響力と魅力を感じることができると思います。
例えば
■震災の募金活動をWebでおこなって◯◯万円を集めたい
■日本発のWebサービスで、世界の人を驚かせたい!
このような目的を達成するために、
どのようなサービスを、どのように使えば
この想いに共感できる人に情報が届くのかを考えてみると
既存のサービスや、これから立ち上がるサービスを利用する際の
基準ができるかもしれませんね。
もちろん、そんなサービスが無ければ、自ら作る際にも、
「Why」から考えることは重要な指針になります。
いかがでしょう。
で、何でこのテーマでブログを書いたかって?Why?
私自身、前回のブログで書いた
「ソーシャル時代のワークスタイル」の続きの“実践編”を書くつもりが
“ネタ”の収集が終わらなかったので。。。
大好きな「サイモン シネックのプレゼン」を“ネタ”にすれば、ブログを書ける!
と思ったのが、その理由です!!
スゴログ(当社)を知ってもらう(Why)
皆さんにとって有益なブログを書くことで(How)
サイモン シネックさんを使って。キリッ!(What)
次回は、しっかりまとめるので楽しみにしていてください。
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