キュ〜キュ〜〜
甘い声。つぶらな瞳。
イルカに癒されたい。
そして、暑い都会を抜け出したい。
そんな純粋な欲望を抱きながら、夜の東京・竹芝桟橋を出港し
目指すはイルカが棲む島「御蔵島」。
なかなか宿の予約が取れない島で
前日たまたま部屋が空いていたので滑り込んではみたものの
社会人たるもの仕事もある。
そうだ、現地で仕事しながら旅もする
ワーケーション(Work × Vacation)にしよう。
そうしよう。
ということで、今回の記事では御蔵島とワーケーションについて紹介します。
伊豆七島に浮かぶ秘境「御蔵島」とは?
東京湾フェリーで約200km、7時間半ほどの旅程を経た先には
「ここは東京都ですか?」
と、目を疑うほど秘境感のある島がポツンと佇んでいます。
島には宿が7軒とバンガローが5棟のみで(2018年現在HP参照)
宿の予約がないと、上陸できません。
ここに来る観光客のお目当は、イルカ。
ほぼ100%の確率で一緒に泳げる場所が東京にあるなんて最高ですよね!
でも、注意しないといけないのは夏休みや週末は数ヶ月前から宿が埋まってしまい、晴れていても波が高ければ上陸もできません。
運を信じてトライしてほしい難攻不落の要塞島なのです。
■基本情報
面積 20.54km² |
出張でも観光でもない「ワーケーション」とは?
「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせた造語で、旅行先や帰省先でもリモートワークをする労働形態。旅を楽しみながら非日常を感じられる環境で仕事をするようなスタイルで、アメリカでは大手企業も取り入れています。
日本の大企業でもその取り組みが注目されており、今後広がっていく働き方と言われています。
個人的には、6年くらい旅をしながら仕事していたり、先日海外で実験した大人の学び旅「リカレントラベル」とにていて、ただ遊びに行ってリフレッシュして帰ってくるだけではなく、学びや仕事も同時にしてくる働き方です。
リカレントラベルとは?
ベストセラーになったリンダ・グラットン著『LIFE SHIFT』でも取り上げられた、人生100年時代の大人の学び直し「リカレント教育」の”教育”を”旅”に置き換えた、大人の学び旅とも言える取り組み。
もちろん純粋に旅や観光だけを楽しむのも楽しいので、仕事があるからだったりお金がないからといった理由で、旅行に行くのにハードルがある方にもおすすめなスタイルです。
働き方実験家 松田然スタイルのワーケーションな1日
僕の場合、ワーケーションする際は気ままに一人が多いんです。
今回も、1日前に決まったので持ち物は軽装、片道切符のみ。
さて、今回の「御蔵島」ではどのように過ごしたのでしょうか……?
1日、自分に密着取材してみましたw
22:30 竹芝桟橋出港〜!
6:00 「御蔵島」上陸
旅人の朝は早い。
島の坂が急なので宿の人が車で迎えに来てくれます。
6:30 宿到着。
チェックインが10時から。それまでリビングで仕事。以下のブログを書いてアップしました。
ちなみに今回の宿は光回線がありWi-Fiすごい速かったです。
お宿 山じゅう 村の真ん中にあり、食事は御蔵の野菜を使った和食中心 料金: 1室1名 ¥8,600- 1室2~3名 ¥7,600- 小学生 ¥5,100- 4歳以上6歳以下(食事有り) ¥4,100- 3歳以下 無料 (夏期料金7/16〜9/30) 1室1名 ¥9,200- 1室2~3名 ¥8,000- 小学生 ¥5,600- 定員:5室 11名 連絡先:TEL 04994-8-2525 FAX 04994-8-2526 備考:予約受付開始は宿泊希望日の2ヶ月前から電話かFAX HP:http://oyadoyamajyu.sunnyday.jp/ |
9:30 猫と遊ぶ
10:00 動画ミーティング
埼玉と静岡にいるメンバーとZOOMでネットミーティング約2時間。
東京にいる際もプロジェクトメンバーとは動画チャットで遠隔ワークすることがほとんどです。
12:00 ランチ
ランチタイム!
ふくまる商店の明日葉そばは絶品。
ジェラートはフォトジェニック!
13:00 イルカウォッチング
一言だけ言わせてください。最高でした。
今回の体験は仕事ではなかったので写真は撮らず目に焼き付けてきました。
どんな内容か知りたい方は御蔵島のHPなどを参照してください。
約2時間、夢のような時間でした……
本当は1回だけの体験予定でしたが、現地の友達になった方々に進められて2日目もチャレンジしました。これまた、最&高でした。
16:30 仕事
宿に戻りメールやチャット返信。原稿制作
17:30 晩御飯まで仮眠
18:00 晩御飯
他の部屋に泊まっている皆さんと一緒にご飯 共通の体験・目的があって集まった仲間なので話がはずみます。
18:30 夕日鑑賞
19:00 夜光虫観察
夜の海に青白く光る夜光虫。大きな石をドボンと投げ込めば妖艶な光を放ちます。
灯台付近の景色も素敵(現地の住人の方同行。単独で夜の海は危険なので気をつけましょう)
19:30 SNS更新作業
20:00 地元の人や観光客と宿で飲み会
旅先での出会いはプライスレスです。
22:00 車で海に沈む月を見学に
ビュースポットに着いたタイミングがまだ早かったので月は沈む前でしたが、星がとっても綺麗でした。夏の思い出。
23:00 宿に戻って仕事
ToDoリストの管理、プロジェクトメンバーへのタスクアサイン。
24:00 就寝
1日目はこんな感じです。仕事した時間は数時間ですが、インターネット環境が快適だったので隙間時間に作業していました。
ただ、ワーケーションの本来の目的は、非日常の土地で行う仲間とのディスカッションや今後のビジョンづくりなども含みます。作業はいつものオフィスでもできますからね。
2日目は午前中、締め切り前の原稿制作。午後はドルフィンスイムを体験してから、今後のビジョン策定に時間を割きました。
御蔵島は楽しみがいっぱい。1度は訪れたい秘境島
切り立った崖に囲まれた御蔵島。
ドルフィンスイム以外にもの、ガイド付きで行けるハイキングコースがたくさんあるので、ワーケーションするなら仕事の合間に自然散策なんていいですよね。
(ガイド:1人半日4000円)
崖の上から眺める海は絶景です。
海水浴ができるビーチはありませんが(漁港の一部あり)、イルカとたっぷり泳いで、美味しいものを食べて、現地の人や観光客と交流して、たっぷり癒される旅になりました。また行きたいなー。#イルカロス
もっと詳しい島の情報は公式HPや他の方のブログを参考にw
是非、みなさんも1度は訪れてみてください。
だって日本の首都、東京にあるんだからね。
この宝の島は。
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