「働き方」の未来を考える時に問いかけたい、自分自身への質問

Miami
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「なぜ、この会社に入ることを選んだのですか?」

 

今まで700社以上の企業の採用広告を、ライターとして取材・制作してきた私にとって、これは必ずヒアリングするお決まりの質問です。

 

「代表の○○が掲げるビジョンに惹かれました」

「この会社のビジネスモデルに将来性を感じました」

「前職のスキルを活かしてさらに成長できる環境があると思ったからです」

 

取材を受ける社員の方々も、

だいたいそのような、実によくある(建前も含む)答えを返してくれます。

 

 

では、こんな質問をしてみたらどうでしょうか。

 

 

「なぜ、今の働き方を選んだのですか?」

 

 

… さて、あなただったらどう答えますか?

 

 

 

この4月から新しい会社や新しい職種・ポジションなどに挑戦している方も多いかと思います。

そして、私も新しいフィールドへの挑戦をはじめたため、自身の近況報告も兼ねてこのブログを書かせていただきます。

 

 

2010年12月に創業メンバーとして立ち上げた株式会社スゴログ。2012年4月からは常勤取締役から非常勤取締役になると同時に、株式会社U23にジョインし、2社兼務することになりました。他にもライフワークとしてWebサイト制作を行ったり、ライター・ディレクター業務も引き続き担っていく予定です。

また、スゴログは事業を「多言語ソーシャルメディアマーケティング支援」にフォーカスし、創業当初から準備していた「ソーシャルチャレンジングサービス」については、スゴログから切り離し、私が引き続きサービスの立ち上げに携わっていく予定です。

 

 

さて、なぜ私はこの働き方を選んだのか。

その理由は3つあります。

 

1.「働き方」は目的を達成する手段でしかない

 

ノマドワーカーに代表される自由な働き方が近年フォーカスされる中で、「働き方」だけが 一人歩きしている感覚が個人的にはあります。

 

それは、起業・フリーランス・会社員、それぞれの立場で自由に働いているヒトを数多く見てきた私にとって、そこに至るまでの努力や、市場に提供したい価値があったからこそ、それが実現できる「働き方」を見つけたのではと感じているからかもしれません。

 

例えば、会社を経営している方と話すと、「○○を実現するために、たまたま起業という手段を選んだ」という言葉をよく聞きます。きっと、それも目的にフォーカスしているからこそだと。

 

さて、私自身の目的は何か。シンプルに言うと「自分らしい働き方」を応援すること。

最終的には、次の時代を見据えたワークスタイルを支援する仕組みやサービスを立ち上げることを目的にしています。そのために、今の環境を選択しました。

 

 

2.組織のビジョンと仲間の大切さ

 

冒頭でも触れましたが、多くの企業を実際に取材してきた私が見て、スゴログもU23も相当面白い組織です。

*自分で言うのもなんですが、ちょっと紹介します…

 

スゴログは主にソーシャルメディアを活用したマーケティング支援を事業の軸に「スゴイを増やす」という理念を掲げています。直近では日本の“スゴイ”カルチャーを海外に発信するための、多言語に対応したソーシャルメディアマーケティング支援を行っています。創業から1年半の会社ですが、プエルトリコ人、ベトナム人と、国際色豊かなメンバーも加わりました。

 

基本、お客様先へは自転車移動、毎日みんなで料理を作る、屋上に畑がある(スゴムラ)などもスゴログらしさかもしれません。

 

U23は、主にカナダへの留学支援を行っている会社です。実は、私自身が9年前カナダに留学した際にお世話になった会社で、(U23創業後、第1号の生徒が私でした)現在、”CHANGE THE FUTURE”をミッションに、留学エージェントから未来法人へ進化している過程です。

未来法人?と思った方もいるかもしれませんが、未来の働き方(フューチャーワークスタイル)の実現に向けて、社内のIT化やボーダレスでコミュニケーションができる仕組みをスピード感を持って立ち上げています。Work smart, cool and fun.Anytime, Anywhere, Anybodyなどをキーワードにして色々仕掛けていくと思いますので、このブログでも共有させていただきますね。 *通年でインターンも募集しているので、この環境にご興味がある方は声かけてください

 

さて、私はというと、今後はU23のIT部門を強化することにプライオリティを置きながら、社内外を含め“働き方”を支える仕組みを構築していきたいと考えています。

実際、私自身不器用なので、両社に迷惑をかけてしまっていることも多いのですが、両社の掲げるビジョンや仲間の存在が、自分を後押ししてくれています。

 

 

3.働き方がコンテンツになる

 

”Design solves a problem, art is expression”

(デザインとは問題解決であり、アートとは自己表現である。)

「働く」ことにおける課題を解決することに注力すると同時に、「働き方」について考え、自ら実践していくことも、自身を表現する方法の1つだと思います。

 

私自身、起業・フリーランス・上場企業正社員・家族経営の会社の社員・海外勤務等、今まで色々な働き方を経験してきました。そのため、それぞれの雇用形態のメリット・デメリットはわかっています。

 

しかし、働き方の評論家になるつもりはありませんし(なれるほど視座が高くありません…)、働き方をサポートする仕組み作りや、自らも色々な働き方の可能性を追求していく、プレーイングマネージャー的な立場で「働くこと」を楽しんでいきたいと思っています。

 

まとめ

 

で……結局、お前は何がしたいんだ?

とツッコミが入りそうなブログ内容で恐縮ですが、それが今の自分であり、1年後このブログを読んで文章下手だなと苦笑することになるのがオチかもしれません(笑)。

 

ITやWebを活用し、皆の「働く(チャレンジ)」を応援するヒト。

まずは、ここ。

 

ほとんどの方が人生の大部分を占めるであろう「働く」ことは、IT化やグローバル化によってさらに注目度が高まっている分野だと思います。そこに興味がある方、自分の働き方を見つめ直している方、何か一緒に仕掛けていきましょう。

 

The old bicycle and the field of wheat in spring
photo credit: bernat… via photo pin cc

 

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